子どもの英語教育 ~時代とともに変わるもの、変わらないもの~

英語学習

子どもの英語教育 ~時代とともに変わるもの、変わらないもの~

保護者さまからのご相談

「英語の学習方法って、どんどん変わってきているけど、どんな方法がいいのかな…」
「学校でも英語が始まったし、そろそろ習わせる必要があるのかな?」
「今の時代に、子どもにどんな英語教育を選んであげればいいの?」

特に最近、保護者の皆さまからよくこのようなご相談をいただきます。

教育環境の大きな変化

私自身、英語と出会って「学習者」になり、「活用者」になり、「指導者」になり、長年、英語と付き合ってきました。

そのなかで、この数年ほど、英語の教育環境が大きく変化した時期はありません

日本では、「とにかく英語の読み書きが大事!」という時代を経て、「読み書きよりスピーキング!」が流行った時期もありました。

しかし、文部科学省はじめ、民間の教室がそういうことに気を取られている間に、世界は大きく変化してきて、もはや、「読み書き」とか「スピーキング」などの切り分けは意味がないような時代に突入

昨今、日本でもやっと、小学生から英語が教科化され、学校でもタブレット教材が多用され、スマートフォンで気軽にネイティブと話せる時代。そしてついにAIの登場で、機械翻訳などの精度も急上昇しています。

こんななかで、ひとりひとりの子どもたちに、本当に必要な英語指導とは何か
日々、生徒たちと向き合いながら考え続けています。

大事なこと

大きな時代の変化のなかで英語指導を行ってきた経験から、私がたどりついた「普遍的に大事なこと」。

それは、「変わるもの」と「変わらないもの」のバランスです。

では、実際に、子どもの英語教育において「変わるもの」「変わらないもの」「そのバランス」とは、どういうことなのでしょうか。

具体的にお伝えします。

変わるもの

当たり前ですが、時代の流れとともに、たくさんのことが変化していきます。

特に子どもの英語教育においては、今、次の2つの側面で、大きな変化が発生していると感じます。

それに対応した指導や学習が必要です。

————————————–

・時流に合わせた学び方

私たちは今、AIの急速な発展という大きな変革期を経験しています。

私も日々、AIを多用していますが、ChatGPTをはじめとする新しいツールは、まさに日進月歩。
昨日までできなかったことが今日はできるようになっているのが当たり前の世界です。

AIを効果的に活用することは、子どもの英語学習においても、避けては通れない道となるでしょう。

私の教室でも、AIを活用した教材やシステムを複数開発しています。

既に生徒さんたちに活用していただいていますし、来年からはさらにご提供できるサービスが多様化する予定です。

教育制度への対応

小学校で英語が教科化されましたが、これは、小学校に限った動きではありません。

背景には、大学入試の変更や、中高での指導要綱の改訂があります。

その背景には、社会情勢の変化があって、それに対応できるようにしなければならないという国策などがあるのです。

民間の英語教室としては、必ずしもこれらの変化に影響される必要はありません。

特に私の教室では、社会情勢がどう変わろうと、簡単には教室のコンセプトを変更する必要もありません。

時流がどう変化しようと変わらない大切な英語の根幹を生徒さんたちに指導させていただいているためです。

でも、こうした社会情勢や教育事情の影響を受けるのは、私の大切な生徒さんたち。

彼らが、私の教室と学校で、英語教育を受ける際に、両方の相乗効果を高められるような指導を行っていく必要はあり、これを考慮してカリキュラムの一部を調整しています。

変わらないもの

変わるものがある一方で、変わらないものももちろんあります。

今のところは、特に次の2点については、以前と同様、今後も重要な点になっていくと考えられます。

それを踏まえた指導や学習が必要です。

————————————–

・英語の基礎となる力

学校教育がどう変化しても、AIがいくら発展しても、言語の本質的な理解は必要不可欠です。

特に文法とフォニックスは、長期的に英語を「使いこなす」ための土台となります。

将来的にAIがさらに進化して、人類そのものの言語の使用のあり方が大きく変化する可能性はありますが、現時点では、これらの基礎力は必須の要素です。

文法とフォニックスという根幹を築き、語彙やスピーキング、ライティングといった個々のスキルを上乗せしていけば、強固な英語力が完成するのです。

・人間としての思考力と主体性

どんなに技術が進歩しても、「考える力」と「自ら学ぶ力」は、人間にとって最も重要な能力であり続けます。

英語は単なるツールではなく、思考とコミュニケーションの手段です。

論理的な考え方、自主的に学ぶ姿勢、高いコミュニケーション能力など、そうした内容を学ぶことができる場が、子どもたちには必要です。

バランス

このように、時代の変化に適応しながらも、普遍的な価値を大切にする

そんなバランスの取れた指導こそが、これからの英語教育に求められることでしょう。

そして、この絶妙なバランスをとることができるのは、その重要性を理解している、経験豊富な指導者のみなのです。

中目黒スマイル英語教室の取り組み

中目黒スマイル英語教室は、これまでも常に、「変わるもの」と「変わらないもの」を大切にし続ける教室として、大勢の生徒さんたちを指導させていただいています。

「常に進化する教室」をモットーに掲げていますが、「進化」とは、手あたり次第に新しいものを追い求めることではありません。

時代背景を考慮しつつ、生徒さんたちひとりひとりに必要な英語学習をご提供できる環境を目指しています。

保護者さまとのご縁を大切に

中目黒スマイル英語教室では、教室のこのような考えに共感してくださる保護者さまとのご縁を大切にしています。

ひとりひとりの生徒さんを大切に指導させていただきますので、教室のキャパシティを超えてやみくもにクラス数を大幅に増やすなどはできません。

生徒さんの将来に影響を及ぼす英語を指導させていただくというに強い責任を果たせるような環境を整備しています。

お役立ち情報をお届けしています

中目黒スマイル英語教室では、お子さまの英語学習に役立つ情報をLINE公式よりお届けしています。

ご興味のある方は、どうぞ下記よりご登録ください。

コメント

error: Content is protected !!