小学生の英語も国語も驚くほど伸びる!秘密の下準備とは?
英語も国語も伸びる秘密の学習法
こんにちは!後悔しない小学生英語、中目黒スマイル英語教室の田中彩子です。
今日は、「英語も国語も2教科が驚くほど伸びる」秘密の学習法についてお伝えします。
私の教室で取り入れている内容を中心に、ご家庭でもできる方法やおすすめの教材についても触れています。
この方法、実はみなさんが想像している英語学習のアプローチとは少し違うかもしれません。
でも、この「準備」をしておくだけで、その後の学びの成果が劇的に変わるんです!
特に小学生や未就学児のお子様をお持ちの方に役立つ情報をお届けします。
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文法学習がスムーズに進むお子さんの共通点
実は、英語学習、特に文法の学びがうまく進むお子さんの多くには、ある共通点があるんです。
その共通点とは…英語学習でとても大事な〇〇がしっかり理解できていること!
今日は〇〇を楽しく学べる方法をお伝えします。
母語を操る力が外国語の力を決める
皆さまも聞いたことがあるかもしれませんが、「母語を操る力以上に、外国語の力は伸びない」とよく言われます。
私もその通りだと思うのですが、その母語を操る力の土台となるのは、実は「言葉の力」という基礎力なのです。
これは、長年の自身の英語学習経験から、私は感覚として昔からわかっていたことなのですが、私の尊敬する児童英語の先生や学生時代にお世話になった著名な言語学者の先生も同じことを言語化しておっしゃっています。
私の教室では、「英語学習では、フォニックスや文法などの積み重ねの学習は、ピラミッドのように基礎から積み上げていく必要があるよ」と生徒さんや保護者の皆さまに説明しています。
でも、この『言葉の力』はそのピラミッドを建てる以前の『地面』の部分なんです。
地盤が緩んでいる場所にいくら丁寧にピラミッドを建てても…それは途中で崩れてしまいます。
だからこそ、まずはしっかりとした『言葉の力』という土台を作ることが大切なんです。
〇〇とは…
では、その土台づくりの第一歩とは何かというと、それが先ほどの「〇〇の理解」なのです。
この「〇〇」は、「品詞」です。
名詞・形容詞・動詞などの言葉のカテゴリーのことです。
言葉を単語レベルにわけたときに、その品詞がわかるか、そもそも品詞とは何かを理解していかなくてはならないのですが、そういう学びを深めることが、その後の英語学習をスムーズに進める大切なステップです。
これが身につくと、英語の文法学習がグンと楽になっていきます。
教室での実践例
私の教室では、フォニックスと文法を、小学生の英語学習の大切な柱と考えています。
文法については、小学生や未就学児でも理解できるような言葉、もちろん日本語を使って、自分で日本語も例にとって考えながら習得していけるように、できる限り分かりやすい学習カリキュラムで進めています。
そのときに、文法学習がスムーズに進むお子さんと、そうでないお子さんがいるのですが、スムーズに進むお子さんは、さきほどの「品詞」が割合すぐに理解できる傾向にあります。
言葉の学習の最初の段階である品詞の学びの時点で、その理解に時間をかけなくてもわかるお子さん。
また、おそらく言葉について考えたこともなくて、品詞について詳しく学んでも、まったくわからないお子さん。
そういう違いになるわけです。
品詞の理解を含めた「言葉の力」弱いお子さんたちは、これまで言葉について考えたことがなかったからだと思うのですが、最初、ついてくるのにちょっと苦労します。
もちろん、私の教室での学びを通じて、言葉の力はついていくのですが、なかなか時間がかかるお子さんも多いです。
一石二鳥の学び
このように、いろいろなお子さんがいるので、私は文法学習では必ず、子どもたちが品詞の学びから始めて、言葉の力をつけられるように工夫しています。
実際にこのカリキュラムを始めてから、子どもたちの文法の理解力は大きく伸びたと実感しています。
特に印象的だったのが、文法の理解の速さ。
先ほどの品詞の理解だけを例にとっても、理解が進んでくると、英語の学習がグッと楽になってくるんです。
さらに、品詞を含む「言葉の力」を伸ばしていくと何がよいかというと、英語学習に役立つのはもちろん、国語の学びにも必要な力を身につけられることです。
実際に、「国語の授業でも役立った」「受験勉強も楽にできた」という嬉しいことばを生徒さんたちや保護者の方からいただくことも増え、これは一石二鳥だとますます強く感じるようになりました。
ご家庭でできること
英語学習をするかしないかに限らず、理想的にはこの言葉の力、少なくとも品詞について考える癖は、未就学児のころから身につけていけるとよいと感じています。
私の教室に通ってくださる生徒さんはもちろんレッスンの中で身につけていけることでありますが、これは実はご家庭でも工夫次第で伸ばしていける力なのです。
今日はその方法や、おすすめの教材をいくつかご紹介したいと思います。
では、具体的に家庭でどんなことができるのかということですが、まず、お子様と一緒に「言葉集め」を楽しんでみてください。
最初は「名詞」から始めましょう。
動物グループに当てはまる言葉を探してみようとか、食べ物グループに当てはまる言葉を探すとか。こういう活動を通じてお子さんは、言葉がグループ分けできることを理解していきます。
それに慣れたら、今度は名詞の様子を表す「形容詞」、たとえば「おおきい」とか「ふるい」とか、そういう言葉を探してみようという風にお子さんに声がけしてみましょう。さっき見つけた名詞にぴったりくる形容詞は何かな?という遊びもおすすめです。
私のクラスでは、このアクティビティを実施すると必ず、わざと変な名詞と形容詞の組み合わせを答えるお子さんが私のクラスではいます。「重いティッシュペーパー」「かわいいゴキブリ」などです。
そんなとき、私のレッスンでは、「え、重いティッシュペーパーってどんなの?」「かわいいゴキブリもいるかもしれないね」と皆で楽しんでしまいます。
お子さんの興味関心や性格に応じて、親子でゲーム感覚で楽しめるといいですね。
名詞と形容詞がわかったら、次は、動作を表す「動詞」を探すアクティビティ。
一日のうちで私たちはさまざまなことをするので、その動作に逐一注目して言葉を探すことができますね。
そういうことに慣れたら、次に、文の組み立て方を意識する習慣をつけましょう。
「誰が」「何を」「どうした」という基本的な文の構造を、普段の会話の中で探してみたり、この構造を意識した会話を楽しんでみたり。
このような取り組みを続けることで、お子様の『言葉の力』は確実に育っていきます。
特別に机に座って学習のようなかたちをとらなくても、普段のご家庭での会話や、公園遊びなど外出時に目に入るもので言葉遊びをするなど、いつでもどこでも学びを深められるので、おすすめです。
おすすめの教材
ご家庭でこれを行うのは難しいという方は、出口汪先生の「論理国語」や「論理エンジン」シリーズが使いやすいと思います。
実は私の教室でも一時期、英語学習と併用して、塾用の論理国語シリーズ(「論理エンジン」)を取り寄せて、希望する生徒さんに論理国語の授業を行っていたことがあります。
未就学児の生徒さんに対して、論理国語を学びながら英語でも考えていく方法をとっていたので、まさに言葉の力を伸ばしながら、小学校での国語と、私の教室での英語の学習の基礎を築き上げていく感じで、当時参加してくださった生徒さんたちは英語力、国語力とも大変伸びました。
出口先生の市販のテキストはたくさん出ていますので、お子さんの学年などに応じてお試しになられるとよいと思います。
お子さまの未来を変える第一歩を!
「言葉の力」は、英語学習だけでなく、お子様の将来のあらゆる学びの基礎となる大切なスキルです。
この力を早いうちに育てていくことで、英語も国語も、そして学びそのものへの自信も大きく広がります。
ぜひ今回ご紹介した方法やYouTube動画の特典を活用して、お子様の可能性をさらに伸ばしていきましょう!
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