小学生の英語学習、楽しく続けるコツは?
お子さんの英語学習の悩み
お子さんの英語学習について、多くの保護者の方から、次のようなお悩みを耳にします。
- 宿題をやりたがらない
- 英語の勉強が嫌いで続かない
- レッスンは好きだけど家で勉強したくない
保護者の方としては、お子さんの英語教育の重要性を理解しているけれど、実際に楽しく効果的に学ばせるのは難しいと感じていらっしゃるケースも多いの
今日は、お子さんが少しでも英語学習を楽しく感じて、自発的に学べるようになる考え方のコツをお伝えします。
語学学習において大事なこと
2種類の動機づけ
「目的を持ち、それを動機づけにして学習していく」ことが大切だということはお分かりいただけたと思います。
この「動機づけ」は、大きく2種類に分けられます。
外発的動機づけ
ひとつは「外発的動機づけ」です。
外的な要因(たとえば、テストで高得点を取る、試験に合格するなど)、つまりは何らかの「報酬」を得るために学習する場合です。
趣味で語学を学んでいるようなケースは別ですが、私たちが言語を学習するときには、この「外発的動機づけ」はよく見られるものだと思います。
内発的動機づけ
もうひとつは「内発的動機づけ」です。
これは、語学を学ぶことで得られる達成感を得たり、自分の成長を感じることが嬉しくなり、学習そのものが動機づけとなる場合です。
「英語って面白い!」と感じたり、純粋に興味を持って、「もっと学びたい!」となることです。
語学学習で大事なのは
この外発的動機づけと内発的動機づけ。
語学学習では、どちらがより重要だと思いますか?
それは、「内発的動機づけ」です。
語学学習においては、内発的動機づけの果たす役割が非常に大きいのです。
私はアドラー心理学をベースとした勇気づけ講座の講師もしているので、英語学習においても、アドラー心理学の勇気づけの考え方を大切にしています。
そして、そのなかでも、「内発的動機づけ」に注目しています。
内発的動機が強い理由
外発的動機づけは、その動機となる目標(たとえば、試験に合格するなど)を達成してしまうと、消滅してしまいます。
一方で、内発的動機は、言語や学習そのものに対する興味なので、強い内発的動機を持つ学習者は、効率的・継続的に質の高い学習を行うことができます。
小学生の英語学習における工夫
小学生の英語学習でも、子どもたちの「内発的動機づけ」を大切にしたいと考えています。
子どもたちの内発的動機づけを引き出せる工夫として、私の教室では次のようなことを重視しています。
ご家庭での学習でも、ぜひご参考になさってください。
興味のある題材を使う
英語は言語なので、どのようなトピックとも関連させて学べるという大きな強みがあります。お子さんの興味関心に合わせた題材を英語学習に取り入れましょう。
達成感を味わえる機会をたくさん作る
小さな目標を設定し、それを達成できたら一緒に喜びましょう。初めて学ぶ言語なのですから、今まで全くできなかったことが少しでもできるようになれば、「0→1」の大きな進歩です。
失敗を恐れない環境を整える
語学学習には失敗や間違いがつきものです。間違いを恐れずに英語を使えるよう、
子どもの好奇心を大切にする
子どもたちに「なぜ?」「どうして?」という質問をたくさん投げかけて、子どもたちが語学の不思議に触れ、自分で考える姿勢を尊重しています。これが面白くなれば、語学学習、ひいてはほかの分野においても、常に自分で問題を見出して解決していく力を育てることができます。
英語学習は楽しい!
英語学習は、決して苦痛なものであってはいけません。
英語を学ぶということは、新しい世界への扉を開くことにつながり、お子さまの可能性を無限に広げられるということです。
そのことをぜひ、お子さん自身が理解できるとよいでしょう。
内発的動機づけを大切にした学習アプローチは、
中目黒スマイル英語教室は、お子さま一人ひとりの可能性を信じ、
同じようなお考えの保護者さまやお子さんとお会いできるのを楽しみにしています。
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