試験のときだけ気をつけてもムリ!英語のうっかりミスを「確実に減らす」ために、今できること
中学1年生にとって、初めての中間・期末テストは大きな経験。
先日、【英語でよくある「もったいない減点」】というブログ記事を書きましたが、ご覧になっていただけたでしょうか。
▶ 初めての中間・期末テスト、英語でよくある「もったいない減点」
この記事で紹介した 「文の最初の大文字」「ピリオド・クエスチョンマーク」「単語のスペース」 などのうっかりミス。
これは本当に多いんです。
私の生徒さんで、実際に、このことについて意識的に対策をしていた生徒さんは、そうした減点がありませんでした。
逆に、「それ知ってるよ」「わかってるよ!」とスルーしてしまった生徒さんは、例外なく全員、初回のテストでこのミスをしていました。
最近ご入会いただいた新しい生徒さんも、最初の中間テストではやはりこうした形式ミスが多発。
「内容は合っていたのに減点された…」という悔しさをたくさん経験していたようです。
そして実は、中学2年生以上の生徒さんでも、これらのミスは頻繁に見られます。
知識があるはずなのに、ほんの少しの油断やクセで、もったいない減点をしてしまう。
「形式の正確さ」には継続的な意識と習慣が必要なのです。
「具体的に対策する」とはどういうこと?
動画やブログを読んで「わかったつもり」になるだけでは、ミスは減りません。
教室では、こうしたケアレスミスを防ぐために、振り返りシートを活用しています。
生徒さん一人ひとりにシートを書いてもらい、どんなミスがあったか、どうすればそれを防げるかを一緒に具体的に考える時間を設けています。
教室に通っていない方も、ぜひ同じように、自分のミスの傾向を振り返り、「次にどうするか」をできる限り具体的に考えてみてください。
普段から書くことで、自然とミスは減っていく
そしてもうひとつ大切なこと。
こうしたケアレスミスは、「試験のときだけ気をつけよう」と思っても、絶対に防げません。
普段から英語を書き慣れていないと、本番ではそういった細かい点まで意識がまわらないからです。
ですから、対策のひとつとして大切なのが、普段からたくさん英文を書くこと。
もちろん、最初は間違えても大丈夫。
「間違えてOK」な場でたくさん書く → 自分のミスに気づく → それを直していくというサイクルこそが、本当の実力につながります。
まとめ|習慣が未来のテストを変える
うっかりミスを防ぐには、「意識+行動」の積み重ねが大切。
秋以降の定期テストでも、「きちんと対策してきた人」と「わかったつもりで終わった人」の差は、はっきりと出ます。
そしてこの差は、学年が上がっても自然に縮まりません。
中2・中3になっても、形式ミスで減点される生徒さんは後を絶ちません。
未来の「悔しい思い」を防ぐために、今からできることを、少しずつ始めていきましょう。
今、小学生の皆さんにこそ伝えたいこと
今、英語を学び始めている小学生の皆さんにとっても、こうした「書き方のルール」はとても大事なポイントです。
実は、英語の内容が難しくなる前に、大文字・ピリオド・スペースなどの基本ルールを自然に身につけておくことが、あとで大きな強みになります。
中学生になって初めて「書き方のミスで減点された」と気づくと、直すのに時間がかかったり、自信をなくしてしまったりすることもあります。
でも、小学生のうちにしっかり練習しておけば、「そんなミス、しないのが当たり前!」という状態でスタートできます。
書くことに慣れて、間違えても大丈夫な今だからこそ、どんどん練習しておくのがおすすめです。
未来の自分が、「あのときやっておいてよかった」と思えるような、小さな習慣を今から育てていきましょう。
ご自宅でも、英語の「読む・聞く・書く」を習慣に
中目黒スマイル英語教室では、小学生のうちから英語の基本ルールにも触れられるオンライン多読システム「Growing Stories」をご用意しています。
絵本を読みながら自然に英語のリズムを習得し、リスニング・リーディング力を高めることができます。
また、ライティングで気をつけたいポイントを「英語で見て、英語で読み、聞き、理解する」ことができる絵本も揃えています。
英語を学びながら、正しい書き方の感覚も自然に身につけていけるのが特徴です。
ご家庭でも英語の習慣をつけたい方は、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。
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