この記事では、
・バイリンガル育児中で、子供の日本語が変にならないか不安!
そんな疑問にこたえます。

こどもには英語をしっかり身に着けさせたい。一方で、英語を聞かせすぎて日本語がおかしくなったらどうしよう。日本語もまだちゃんと話せないのに英語をやって大丈夫かな。なにかいい方法はないかな・・・。
筆者は娘が1歳半のときに家族みんなで海外(シンガポール)に引越しました。
2歳半の娘は、日中はずっと保育園で英語と中国語で生活しているのですが日本語もきちんと話せます。
その一方で、ママ友の3歳の息子さんは日本語をほとんど話さず、会話はいつも英語。ママ友は息子さんの日本語が出ないことに悩んでいます。
パパ・ママの工夫で、こどもの日本語と英語両方の言葉を両立させていくことは可能です。

今回はそのために未就学児からできるおすすめの取り組みを紹介するね!
海外赴任!子供の日本語はだいじょうぶ?
結論からいうと、パパ・ママの工夫しだいで海外にいながら・英語の生活を送りながら日本語力を伸ばすことは可能です。
私は娘が0歳のときら『語りかけ育児の本』を参考にしていました。
その中で、バイリンガルな子供の家庭は「パパが英語・ママが日本語などそれぞれの母語で子供に話しかける」とありました。
そこで、英語・日本語どちらか一方の言葉に偏るのでなく、両方の総インプット量を増やせば両立できるのでは?と考えてこれから紹介することに取り組むことに。
結果的に、2歳半の娘は日本語でも英語でもある程度理解して自分の言いたいことも表現できるようになってきています。

こどもはスポンジのように吸収するとはいえ、こどもの語学も一夕一朝じゃないからある程度努力が必要だよ~!
①第一言語は日本語?英語?パパ・ママの間で相談しておこう
ダブルリミテッド問題という言葉を聞いたことはありますか。

うちの場合は、小学校のころには日本に帰るかなってことで日本の小学校の授業についていけるように、日本語を優先させることにしたよ。
第一言語は何かを決めておくことで、その言語のインプットが足りないと感じたらたくさんその言葉に触れさせていあげる努力ができます。
②足りていないのが日本語なら、日本語をいっぱいインプットしよう
第一言語の量が足りていなかったら、その言葉をとにかくたくさんインプットしてあげるようにします。
もし、

英語で会話はできるけどうちの子は日本語であまり話さないな・・・
という状態だったら、次の取り組みがおすすめ。
日本語でたくさん話しかける
先に紹介した『語りかけ育児』の本にもありましたが、0歳児からでも今からでも日本語でたくさん話しかけましょう。
こどもが英語で話しても、親は日本語で返答してみましょう。
こどもの中では英語と日本語の区別はあいまいで、単に日本語での言い回しを知らずに言えない場合もあります。

「こういう時はこういうんだ」ということをたくさんインプットしてあげよう!
日本語の絵本を読む
日本語の絵本を読んでみましょう。
絵本をとおして日常生活で使う表現やそれ以上のいろいろなオノマトペを吸収できるし、こどもとの話題も広がります。
うちは、海外赴任が決まった時に、こちらの絵本セットを買いました。
娘はたくさんの日本語の表現を学びました。

1歳半頃から読み聞かせをしていて、娘は今では自分でも「むかしむかし、おじいさんとおばあさんがいましたよ。おじいさんは・・・」と、お話ししてくれるようになったよ。
③日本語の読み書きも家でおしえてみよう
海外の学校に通っていると、日本人用の学校に途中から通うようになったとき、読み書きでどうしても後れを取る子たちの姿が多々見受けられるそうです。

こどもには、読み書きへの苦手意識をあまり持ってほしくないな。

おうちでできる取り組みを紹介するね
あいうえお表を使う
あいうえお表は、無料でもらったものをお風呂に貼って、2歳数か月のころから毎日唱えています。
1日30秒かからないくらいなので、今のところは続けることができています。

ただ言うだけだとこどもが飽きちゃうので、「先生ゴッコ」しながら棒であいうえおの文字を指しながら楽しくやるよ
ワークブックや通信教材を使う
未就学児からできる通信教材を使うのもおすすめです。
などがあります。
こどもちゃれんじは送料がかかりますが、海外配送もしてくれます。
こどもちゃれんじは子どもの発達段階に合わせて学年をずらして取ることも可能です。
・3・4歳年少むけ「ほっぷ」:ひらがなの読み書きにも力を入れた教材

うちの娘は「こどもちゃれんじ ぽけっと」のはてなくんが大好き!
ポピーは、プリント教材なので、机に座って鉛筆をもって丸がかけるようになったくらいからがいいでしょう。
スマイルゼミは年中さん(4~5歳ごろ)から使えるタブレット教材です。ひらがなだけでなく、時計や図形の問題なども楽しめますよ。
その他、語彙を増やすためには、あんぱんまんのおもちゃもおすすめ。
テレビやYoutubeはいいの?
テレビやYoutubeを利用するのも個人的には良いと思います。
私は以前、幼児教室のベビーパークで、「赤ちゃんが真剣にテレビを観てるって思う親もいるけれど、あれは単に光や音に気をうばわれているだけだからインプットは多くない」ということを教わりました。
一方で、テレビから得る情報での学びも一定数あります。
テレビの良さを活かすには、テレビを観るときはこどもだけに見せてほったらかしにすせず、
親も一緒に見て話しかけたり、「どんな話だった?」「どう思った?」など、聞いてみて、
思考や話題を増やすツールとして活用するのがいいでしょう。
海外赴任!子供の日本語はおうちでもサポートしてあげよう
海外赴任が決まり、多言語での生活がはじまってしまうと、子供の日本語がおかしくならないか不安ですよね。
普段、英語や別の言語で生活する時間が長いと、一日のうちに日本語に触れる機会が圧倒的に少なくなってしまいます。
日本語に触れる機会を補うために、おうちで絵本や教材をとおしてたくさん日本語のシャワーに浴びさせてあげましょう。
英語も日本語も楽しく使いこなしてお友達がたくさんできるといいですね!
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