小学生の英語学習を変える「フォント革命」

英語学習

小学生の英語学習を変える「フォント革命」 読みやすさ・書きやすさで学習効果を高める!

英語の「読み書き」、お子さんは苦戦していませんか?

「うちの子、英語の単語を読むのに時間がかかって…」

「書く練習をしても、なかなか上手くならなくて…」

「英語の勉強自体が嫌いになってしまいそうで心配」

英語を学んでいる小学生のお子さんの保護者で、このような悩みを抱えている方は少なくありません。

お子さんが読み書きが苦手な要因はいくつもありますが、その中で見過ごされがちな重要な原因のひとつが、「英語学習で使用されるフォント(書体)の選択」です。

ローマ字を習って、義務教育でも英語を学んで、日常的にアルファベットを目にすることの多い私たち大人は、一般的なアルファベットのフォントであれば特に苦労せずに文字を読むことができます。

でも、まだアルファベット経験の少ない子どもたちにとって、どのフォントを使うかは、英語の学習効率を左右するような大きな問題なのです。

適切ではないフォントを使用すると、次のような問題を引き起こす可能性があります:

  1. 文字の判別が難しく、読解に時間がかかる
  2. 手本を真似して書くのが難しい
  3. 文字を書く際の自然な手の動きを妨げる
  4. 長時間の学習による目の疲れ
  5. 読み書きの練習そのものへの抵抗感

こうした問題は、お子さんの英語学習の効率を大きく低下させ、最悪の場合、英語学習自体への意欲を失わせてしまう可能性があります。

中目黒スマイル英語教室には、読み書きに苦手意識を持つお子さんたちも通ってくれています。

そういったお子さんたちが苦手とする文字の識別や書き方の特徴を観察していると、特定のアルファベットの識別に苦労していたり、文字の書き方の特徴が似通っていたり、共通点が多いことに気づきました。

教室では、どうしたらこの子どもたちが少しでも楽に読んだり書いたりできるようになるかを模索していましたが、その解決策を探るなかで、「フォント」の重要性にたどりつきました。

子どもに優しいフォントが、英語学習を変える

中目黒スマイル英語教室が注目したのは、ユニバーサルデザインとして、子どもたちの読み書きを少しでも楽にするために開発された特殊フォントです。

このフォントは、以下のような特徴を持っています。

①手の動きを重視した形状

自然な書き順で文字を形成できるよう設計されており、お子さんが文字を書く際のストレスを軽減します。

②左右対称の形を避ける工夫

お子さんが特に間違えやすいのが、bとd、pとqなど、左右対称の文字です。こうした鏡文字で間違えやすい文字の識別を容易にする工夫により、読解速度の向上や書き間違いの減少が期待できます。

一見、わからないような微妙な差なのですが、この小さな工夫がお子さんの読みやすさにつながるのです。

💡ぜひこちらのショート動画でご確認ください。

③シンプルな筆画

なるべく少ない画数で文字を表現することで、書きやすさと記憶のしやすさを両立しています。

大人からすると当たり前にできることでも、初心者のお子さんには難しいことが多いです。

④文部科学省の英語教材に準拠

2020年度から実施される次期学習指導要領に合わせて開発されており、学校での学習との一貫性を保つことができます。

⑤多様な用途に対応

正体欧文、イタリック体、書き学習用など、さまざまな学習シーンに対応できます。

これらの特徴により、お子さんの英語学習における「読む」「書く」のハードルを大きく下げることができるのです。

中目黒スマイル英語教室の「フォント最適化」アプローチ

当教室では、こだわり抜いてつくられたユニバーサルデザインの有料の英語フォントを採用し、次のような取り組みを行っています。

オリジナル教材のフォント最適化

教室のすべてのオリジナル教材に、読みやすい・書きやすいユニバーサルデザインのフォントを使用しています。

これにより、教室内での学習材料の一貫性を保ち、お子さんの混乱を防いでいます。

オリジナル教材は、どのアルファベットも読みやすいと評判です。

書き方の指導の改善

書きやすいフォントを使って、より自然な手の動きで文字を書く方法を指導しています。

さらに、初めてアルファベットに触れるお子さんたちが最初にアルファベットを書く練習をする際にひとりずつ書き方を徹底的に確認しています。

これにより、お子さんの書く速度と正確性が大きく向上しました。

読み書きが苦手なお子さんへの特別指導

文字の読み書きに苦手意識のあるお子さんを対象に、ユニバーサルデザインのフォントのメリットを最大限に活かした特別指導を行っています。

「どこに気を付ければよいかわかった」「今までより書きやすくなった」とうれしい感想をいただいています。

保護者の方に向けた情報提供

ご家庭での学習をサポートするため、フォントの重要性と効果的な使用方法について、保護者の方に情報をご提供しています。

中目黒スマイル英語教室では、こうした取り組みにより、生徒さんたちの文字に対する認識が大きく変わり、特に英語初心者のお子さんの英語学習効率が大きく向上しました。

お子さんの年齢や学習段階に応じたフォント活用法

フォントの効果的な活用は、お子さんの年齢や学習段階によって最適化することができます。

大まかなガイドラインになりますが、年齢別のアプローチをご紹介します。

低学年(1-2年生)向け

    • 大きめのフォントサイズ:視覚的な負担を減らし、文字の形状に慣れる時間を提供します。後から苦労するような書き方の癖を初期段階で排除することが大切なので、最初に文字を書く時にはひとりずつ確認しています。
    • アルファベットカード:ユニバーサルデザインのフォントを使用したアルファベットのカードを使用し、視覚的に識別しやすい状態で文字と音を結びつけるフォニックスの活動に使用しています。
    • 書く練習:文字をなぞって書く練習を延々と続けていても、自分で書けるようにはなりません。なぞる練習も必要ですが、できる限り早期に自分の力で書けるように指導しています。

中学年(3-4年生)向け

  • やや小さめのフォントサイズ:運筆が上達すると、発達不相応に大きな文字を書くことはお子さんにとってかなりのストレスになります。低学年向けよりも少し小さなフォントサイズが理想的です。
  • フォニックの学習フォニックスの学習はすべて、ユニバーサルデザインのフォントを使用して行います。お手本となる読みやすい・書きやすい文字の横に、フォニックスルールを使った単語を探して書くなどの練習を繰り返すことで、英語の読み書きに抵抗が少なくなります。
  • 文法学習文法の学習においても、すべてユニバーサルデザインのフォントを使用した教材を用いています。教材のフォントを薄くして上からすべてなぞれるようにして、文法学習と読み書きの練習を同時に取り入れています。

高学年(5-6年生)向け

  • より小さなフォントサイズ:中学年向けよりもさらに小さなフォントサイズに変更するお子さんもいます。高学年はこのサイズ、と規定するのではなく、お子さんひとりひとりの様子や好みに合わせたフォントサイズを選択しています。
  • 多様なフォントの導入:ユニバーサルデザインのフォントの読み書きに慣れてきたら、ときどき、異なるフォントを使用したアクティビティを通じて、ユニバーサルデザイン以外のフォントも読めるように練習を行います。

フォントの力で、お子さんの英語学習を変えてみませんか?

フォントの重要性を理解し、効果的に活用することで、お子さんの英語学習はより楽に、そして効率的なものになります。

英語以外の学習に通じる内容もありますが、下記に、ご家庭でも取り組めることをいくつかご紹介します。

家庭学習環境の見直し

  • お子さんの学習机の照明を確認し、適切な明るさを保つ
  • 読み書きの際の姿勢を見直し、目と紙の適切な距離を保つよう指導する。

学習教材の選択

  • 教材を選ぶ際は、使用されているフォントに注目する
  • 可能であれば、ユニバーサルデザインのフォントを使用した教材を選択する

デジタルデバイスの設定

  • タブレットやスマートフォンで英語学習アプリを使用する際は、フォントサイズや種類を適切に設定する
  • 長時間の使用を避け、目の疲れを防ぐ

手書き練習の工夫

  • なぞり書き用のワークシートを作成する際は、ユニバーサルデザインのフォントを使用する
  • 文字の書き順を意識させ、正しい筆運びを習慣づける

読書習慣の形成

  • 英語の絵本や児童書を選ぶ際、文字の読みやすさにも注目する
  • 毎日10分間の英語多読の時間を設け、楽しみながら読解力を養う

これらの取り組みを始めることで、お子さんの英語学習環境は大きく改善されるはずです。

ご家庭以外でもお子さんに英語学習をお考えの方は、ぜひ、英語教室でどのようなフォントが採用されているかもチェックしてみてください

教室のお子さんの英語学習へのこだわりが確認できると思います。

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