今年の夏も、「英単語が覚えられない」「スペルが書けない」という悩みを抱える中学生の英語指導をしていました。
小学生の間は学校以外で英語を学んでおらず、小学校時代から学校の英語の授業はよくわからなかったけれど、中学校に入ってから、ますます英語がわからなくなってしまったお子さんたちです。
まずは「文法がわからない」を整理する
皆さんに共通していた一番の困りごとは、
「文法がわからない」
ということでした。
そこで、教室で小学生向けに使用している方法を使って文法を整理していきました。
こちらはとても役に立ったようで、かなり英文の仕組みが見えるようになってきました。
今まで、あてずっぽうで適当に書いていた・話していた内容も、きれいに整理された様子です。
生徒さんたちのがんばり、素晴らしかったです!
でも、英語は文法がわかれば、すべて解決するわけではありません。
文法と同じくらい大きい「読み書き」の壁
中学生たちを見ていて、文法と同じくらい大変そうだと感じるのが、
「読み書き」
特に、「スペリング」です。
英単語を見ても読めない。
書こうとしても、スペルがまったく浮かばない。
ここで、やっぱり必要になってくるのが、
フォニックスです。
フォニックスを使えれば、読める単語がたくさんありました。
読めさえすれば意味もわかる単語なのに、文字から音にできないために、まったくわからないのです。
フォニックスを知っていれば、音を手がかりに書けるかもしれない単語も、ルールを知らなければ一文字ずつ丸暗記するしかありません。
夏休み中にフォニックスの指導まで進められたお子さんもいれば、そこまで間に合わなかったお子さんもいました。
でも、夏休みが終わってからも、
「このままフォニックスがわからない状態で、中学校の単語を覚え続けるのは、相当大変だろうな」
と感じ、改めてフォニックスの指導を始めたケースもあります。
とはいえ、中学生に小学生と同じようにフォニックスを教えればよい、というわけでもありません。
中学生には、時間も余裕もない
中学生は忙しいです。
学校の勉強。
定期テスト。
英検。
部活。
英語だけにたくさんの時間を使えるわけではありません。
フォニックスは発音改善にも大変役立ちますが、本人が望んでいるのでなければ、すべての音をきれいに発音できるようになるまで練習する必要はないと思います。
一つひとつのフォニックスルールを、発音まで丁寧に確認しながら、時間をかけて積み上げていく余裕もありません。
では、中学生は何をどのように学べばよいのでしょうか。
どこまでどのように学べば、英単語を「全部丸暗記する」状態から抜け出せるのか。
読めない単語を見たときに、どこに注目すればいいのか。
スペルを覚えるときに、どんなルールを手がかりにすればいいのか。
今までも中学生にフォニックスを指導してきましたが、今回、より中学生に合わせた方法へ大きく変更することにしました。
「完璧なフォニックス」ではなく「使えるフォニックス」へ
そして今、忙しい中学生も取り組める
「読み書きが苦手な中学生のためのフォニックス学習」
を組み立て、レッスンを行っています。
目指しているのは、フォニックス学習を完璧に行うことではありません。
英単語を見たときに、
「全部覚えなきゃ」
ではなく、
「ここはこの音かな」
「このつづり、前にも見たことがある」
「この部分なら読めそう」
と、自分で手がかりを見つけられるようになること。
英単語を、ただのアルファベットの並びとして覚えるのではなく、
音とつづりのルールを使って、少しでも整理して覚えられるようにすること。
それだけでも、読み書きの負担はかなり変わってくるのではないかと思っています。
フォニックスは、小さい子だけのものではない
フォニックスは、小さい子だけの学習ではありません。
むしろ、
「単語が読めない」
「スペルが覚えられない」
「英語がどんどん苦しくなってきた」
という中学生にこそ、必要になることがあります。
ただし、その場合に必要なのは、
最初からすべてをやり直すフォニックスではなく、
完璧を目指すフォニックスでもなく、
今の学習を助けるためのフォニックス。
中学生だからこそ必要なフォニックスのかたちがあるのではないか。
そんなことを、今あらためて考えながら指導しています。
「読めない・書けない」で困っている中学生へ
中学生の英語のつまずきは、一人ひとり違います。
文法でつまずいているのか、単語が読めないのか、スペリングが苦手なのか。必要なフォニックスの内容や、戻るべきところもそれぞれ異なります。
そのため、中学生で英語に困っている方については、個人レッスンで対応しています。
最初からすべてをやり直すのではなく、今どこでつまずいているのかを見ながら、必要なところから整理していきます。
1回のレッスンでも、英語の見え方が大きく変わるお子さんが多いです。
▼ 英語に困っている中学生の個人レッスンについてはこちら
https://eigo-kodomo.hp.peraichi.com/privatelesson


コメント